ウエンツがタイガーマスク!

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2011年11月28日 09:30



ウエンツがタイガーマスク!初の実写映画化で変身

スポーツ報知 11月27日(日)8時2分配信

 タレントのウエンツ瑛士(26)が、

映画「タイガーマスク」(落合賢監督、来年公開予定)

に主演することが26日、分かった。

梶原一騎氏原作の国民的人気コミックを初めて実写映画化。

主人公の伊達直人が特殊なスーツを着るとタイガーマスク

に変身するという、新たな設定で描く。

12月1日にクランクインする予定。



 あのタイガーマスクが、

ウエンツ主演でついに実写映画化される。



 「タイガーマスク」は、1968~71年に「ぼくら」、

「週刊少年マガジン」などに連載された、

梶原一騎氏原作の人気コミックが原作。

「巨人の星」と並ぶ、梶原氏の代表作だ。

悪役レスラー養成機関「虎の穴」にスカウトされた


少年・伊達直人は鬼教官・ミスターXの殺人的トレーニングに耐え、


タイガーマスクとしてプロレスのリングにデビューするが、

その後、児童養護施設に多額の寄付をするために「虎の穴」

を裏切ることになる。


 69年に日テレ系でアニメ化されると、

最高視聴率31・9%を記録し、国民的人気番組に。

また、レスラー・タイガーマスクは現実の

リングでも活躍しているが、実写映画化は今回が初めてだ。



 映画版では、伊達直人が特殊なスーツを着ると、

運動能力や筋力が格段にアップするタイガーマスク

に変身するという設定に一新。

スパイダーマンやバットマンのような

“アメコミ風アクションヒーロー”を意識し、

マスクのデザインも変える予定だ。



 原作を知らない子供たちにも魅力を伝えるため、

「なぜタイガーマスクが誕生したのか」に焦点をあて、

伊達直人が虎の穴で過ごすエピソードに約3分の1を費やす。



 07年公開の実写映画「ゲゲゲの鬼太郎」

でも鬼太郎を演じたウエンツだが、

今回の起用に「驚きました。自分ということより、

どのように描くのかとても興味がわきました」とコメント。

「原作に似せるとか、忠実にということではなく、

そこにある作者の思いや、ファンの気持ちを大切に頑張りたい」

と話している。



 ミスターX役は哀川翔、ヒロインの若月ルリ子役は夏菜が演じる。

21世紀のタイガーマスクが劇場に再び現れる。



 ◆タイガーマスク 梶原一騎原作、辻なおき作画の漫画。

1968年から71年まで「週刊少年マガジン」などに連載された。

孤児の「伊達直人」が、覆面レスラー「タイガーマスク」となって、

悪役と戦う。直人は育った施設に収入を寄付していた。

69年から2年間、日テレ系でテレビアニメが放送され、

最高視聴率31.9%を記録。2010年末から今年にかけて


「伊達直人」を名乗る人物による養護施設などへの


ランドセルや現金の寄付が相次ぎ、「タイガーマスク運動」


と報じられた。


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