岡本太郎さん生誕100年を記念
<太陽の塔>岡本太郎さん作品にちなんだ映像投射
毎日新聞 12月15日(木)21時13分配信
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岡本太郎さんの生誕100年を記念して、
作品をイメージした映像が投影された太陽の塔=
大阪府吹田市で2011年12月15日午後6時31分、
望月亮一撮影
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大阪府吹田市の万博記念公園で15日夜、
芸術家の岡本太郎さん(1911~96)が制作した
太陽の塔(高さ65メートル)に、巨大壁画「明日の神話」
など岡本さんの作品にちなんだ映像を映し出す試験点灯があり、
光で立体的な映像を作り出す「ビームペインティング」
の技術を使い、さまざまな作品が浮かび上がった。
【写真特集・太陽の塔】黄金の顔の目、40年ぶり点灯 大阪・万博公園
今年は岡本さんの生誕100年で、
日本万博記念機構がイベント「イルミナイト万博」
の一環として企画。
現在は非公開の塔内部のオブジェ「生命の樹」や、
大阪万博(70年)で展示後に行方不明になっている
「地底の太陽」など、30種類の映像を計8分にまとめた。
岡本さんの肉声「芸術は爆発だ!」とともに、
爆発的に光線が飛び出す場面もある。
16~18日と22~25日の午後5~9時に行われる。
入園料大人250円、小中学生70円。
問い合わせは機構(06・6877・3339)。【熊谷豪】
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